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オンライン記者発表会の活用で「攻めの広報」を実現

広報活動は数多あれど、記者発表会はメディアリレーションズ活動の中でもっとも重要な広報施策です。

これまでは、テレビや新聞、雑誌、Webメディア等の記者を一堂に集めて、新商品・サービスや新規プロジェクト・キャンペーンなどを発表する方法が主流でした。

ところが、コロナ禍において記者発表会の開催に及び腰になる企業、逆にオンラインで記者発表会を行いアフター・コロナの広報PRを模索する企業など、従来とは異なるさまざまな動きが見えてきました。

本記事では、より多くのメディア露出を狙う、これからの記者発表会の活用法について詳しく解説します。

■この記事について

  • 読了目安:7分
  • ページ数:2ページ

■本記事のサマリー

  1. 記者会見はメディア露出につながる最も効果的な広報活動
  2. 記者会見はオンラインとオフラインの併用が最も時代に合っている
  3. 記者発表会を活用してメディア露出の時期と広告を打つ時期を連動させる、広報とマーケティングの組み合わせは効果的な「攻めの広報施策」である

今の時代、オンライン記者発表会はどんどんやるべき

記者発表会やPRイベントは、今まで一箇所にメディア関係者を集めて行う形式がほとんどでした。

しかし、コロナ禍によって一箇所に大勢を集めての会見やイベントが難しくなったことから、オンライン記者発表会に取り組む企業が増えています。

その中で明らかになってきた、オンライン記者発表会ならではのメリット・デメリットを見ていきましょう。

オンライン記者発表会のメリット

・地方や海外の遠隔地のメディアにも参加してもらえる

・当日参加できなかった記者もアーカイブ視聴が可能

・一般公開することでトレンドに敏感な層からの拡散を期待できる

オンライン記者発表会のメリットは、なんと言っても「その場にリアルタイムに集まらなくても良い」という点です。

遠隔地の記者や、従来は記者発表会に参加できなかった一般の人たちにも、企業から直接情報を発信できるため、広報でリーチできる範囲がぐっと大きく広がりました。

オンライン記者発表会のデメリット

・メディア独自の写真や映像が撮れない

・質疑応答がやりにくい

・記者同士の雑談ができない

オンライン記者発表会のデメリットは、やはり「その場で直接やり取りできない」という点です。

従来の記者発表会で行われていた、写真撮影ブースを設置して商品の世界観を表現したり、アンバサダーにタレントを起用して映像露出を狙ったりといった作戦が取りづらくなります。

また、使用するプラットフォームによっては質疑応答に支障が出る場合もあるため、オンライン記者発表会の実績が豊富なPR会社などのサポートを得ることも考えましょう。

オンライン・オフラインの同時開催がオススメ

いまやイベント業界全体でオフラインからオンラインへの移行が急速に進み、セミナーがウェビナーへ、展示会がオンライン展示会へ、音楽ライブが無観客ライブ配信へと変化しています。

しかし、すべてがオンラインに変わってしまうのかといえば、そうではありません。

多くの報道番組を企画してきたテレビ局の構成作家は、ニューノーマルの記者発表会についてこう語ります。

「オンライン会見は、生の発表会に比べニュース性が下がりますので、メディア露出量の最大化を考え、生の発表会とオンラインの同時開催をオススメします」

企業の広報担当者も、現場で直接取材できる記者発表会を期待する声と、遠隔地からでも参加できるオンライン記者発表会が便利だという声、両方を耳にすることがあると思います。

したがって、現場主義の記者と遠隔地から取材したい記者の両方に対応できる「オフライン・オンラインの同時開催」、さらにテレビ各社の個別取材対応と、オフィシャル映像・写真の提供までをセットにして、メディア露出量の最大化を狙う広報PR戦略を考えていきましょう。

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