1. HOME
  2. ブログ
  3. 【第16回東京総務・⼈事・経理Week】3⽇間の来場者数21,723⼈。初開催で明らかになった企業の広報課題は「戦略性」と「デジタル領域」

【第16回東京総務・⼈事・経理Week】3⽇間の来場者数21,723⼈。初開催で明らかになった企業の広報課題は「戦略性」と「デジタル領域」

【イベントレポート】約150の企業課題から、広報課題トップ10を独⾃⽬線で速報︕

2021/4/15

 
 統合PRコミュニケーションメーカーの株式会社ラ・クレタ(本社︓東京都渋⾕区、代表取締役︓前⽥圭介以下、当社)は、2021年4⽉7⽇(⽔)から9⽇(⾦)まで、東京ビッグサイトにて開催されたリードエグジビションジャパン主催「第1回広報・IR EXPO(以下、EXPO)」に出展しました。

 会場では【第16回東京総務・⼈事・経理Week】として、8つのEXPO※1で構成され、3⽇間で総数21,723⼈※2が来場しました。本イベントは、東京で今⽉12⽇から「まん延防⽌等重点措置」が適⽤される中、経済活動とのバランスを鑑みながらコロナ対策※3を万全に開催されました。当社でもその規則を厳守し、広報・PRに課題をもつ来場企業各社に対して、PRを軸に、広告・クリエイティブ・デジタル領域・イベントを提供する統合PRソリューションを紹介しました。⽇頃から⾃社の情報発信に悩まれる広報担当者のみならず、課題意識の⾼い経営層も多数来場しました。

 ニューノーマル時代とさらにその先の未来までも⾒据えた広報コミュニケーションとして、マーケティング活動への貢献に多くの期待がありました。「このご時世の中、オンラインだけで営業を済ませがちだが、だからこそ、企業各社にとってオフラインの商談機会に⾼い需要があることを本当に実感した。インターネットだけでは本当のことがわからない。という声が多く、その中で、来場企業の広報に対する期待が伺え、オンラインとオフラインをどう補完し合って企業課題に取り組めばいいのか?PRコミュニケーションを提供する当社として、リアルに実感したきっかけとなった。」と当社代表取締役の前⽥は振り返りました。

 当社では、コロナ禍で劇的に加速する世界のDX化をテーマに、社会や⽣活者のインサイトの変化に並⾛できるよう「2040年に通⽤するPR活動をつくる。」をビジョンに、引き続き、統合PRで企業のマーケティング課題解決に取り組んでまいります。

  • 企業の広報課題トップ10の概要

来場企業の広報課題解決に向け、当社では約150件の商談を⾏いました。具体的には、戦略的な(計画性のある)広報活動や広告換算に依存しない効果の「⾒える化」を模索していたり、ネットニュースやソーシャルメディアへの期待、ウェブサイトなどのUI/UXコーディネート、動画PRといった、デジタル施策などに⾼い関⼼が伺えました。
当社オリジナルのカスタマージャーニーに基づいたIMP(Insight Marketing PR)によるデジタルKPIでブランドリフト設計を最適にしながらも、テレビ番組、新聞などオフライン施策によるリーチ⼒で定性的にもそのキャパシティを拡⼤していく、といったご提案をしました。

そこで、今回特にどういった企業課題が多かったのか︖ 商談の中で交わされた内容を元に、当社独⾃⽬線ではありますが、そのランキングを発表します。
当社統合PRプランナーらがお伝えしたその解決策も併せて明記しています。

第1位「企業認知」(インフラ)
企業課題 ︓ 経営統合を⾏い、⾃社における企業ブランディングが急務となる。インナー対策は社内で⾏っているが、エクスターナルにおける広報活動が出来ていない。
解決策 ︓ ⾃社におけるブランドバリューを今⼀度整理するところから着⼿し、広報活動におけるチームビルディング〜メディアリレーションを⾏う。

第2位「IR活動」(製造メーカー)
企業課題 ︓ 昨年上場を果たしたが、機関投資家、個⼈投資家向けへの情報づくりに課題がある。
解決策 ︓ 情報の透明性を重要視し、株式への投資が「博打」にならないようにするために情報を提⽰していくことで、株式コストが下がり、⻑期的には企業価値が向上することにも繋がる。

第3位「製品PR」(防災商材メーカー)
企業課題 ︓ 防災関連グッズを多数製造〜販売を⾏っているが、商材的に常に需要がある内容ではないため、メディアで取り上げられることが少なく製品認知に課題。
解決策 ︓ メディアに取り上げられやすくするため、製品バリューをきちんとメディア向けに説明するためのファクトブックを制作。その上で戦略的なPR活動へと繋げていく。

第4位「新サービス認知」(インフラ)
企業課題 ︓ エネルギー分野における新サービスを開発したが、⾃社サービスにおける宣伝・広報部⾨がなく、何から⼿をつけてよいか試⾏錯誤しているが、未だ解決の⽷⼝が掴めずにいる。
解決策 ︓ 現在の組織内でサービス分野における広報担当者の設置、その上で弊社と広報担当者にて新サービス認知に伴う、製品バリューをメディア⽬線で編集した報道向け企画資料を製作し、広報活動を展開。

第5位「インターナルコミュニケーション」(ITシステム開発)
企業課題 ︓ コロナ禍において需要がさらに増え、各部⾨での雇⽤も活発になっている。会社の急成⻑に伴い、改めて社員の意識統⼀を図りたいが、未だ具体的な⽅法を⾒出だせないでいる。
解決策 ︓「ミッション」「ビジョン」「バリュー」より、社員に向けた【⾏動指針】に落とし込み、その⾏動指針における『ケーススタディ』を各種コミュニケーションツールを活⽤し伝えていく。

第6位「コミュニケーションの全体設計」(ITサービス会社)
企業課題︓2⽉に会社を設⽴したため、広報とマーケティングが未分化で、何から⼿をつけてよいかわからない。
解決策︓戦略策定にあたり、広報、マーケテイング部⾨で⽬指すべきゴールを確認し、現状とのギャップを整理。 課題を特定した上で、PR施策と広告施策のKPIをそれぞれデジタル上で定義。

第7位「BtoB商材における認知獲得」(クラウドサービス開発会社)
企業課題︓新規顧客の獲得に苦戦している。導⼊先が限定されるITサービスのため、打ち⼿選びに悩んでいる。
解決策︓BtoB事業者が接触するウェブメディアでの記事掲載により、ターゲットへの理解深耕を促す。 重点メディアに対しては、製品の特徴や競合情報をまとめた資料を提供し、メディア理解も同時並⾏的に進める。

第8位「集客回復のためのPR施策」(商業施設)
企業課題︓コロナ禍以降、商業施設への客⾜が減少してしまった。回復に向けPR施策を始めたい。
解決策︓地元⽂化を吸収し、プロ、アマチュアが発表する場としても機能している施設の取り組みに着⽬し、シ ョッピング以外のさまざまな体験価値を伝えるPR施策をおこなっていくことを提案。

第9位「広告費換算以外の指標設定」(製造メーカー)
企業課題︓広報活動の指標だけでなく、売上や他部署への貢献度を可視化できないでいる。
解決策︓パブリシティ活動と連動した広告戦略を設計。メディア掲載による「信頼性」と広告で実現する 「ターゲットへのリーチ」を兼ね備えた施策を実施し、双⽅のKPIとその相関性を⾒てPDCAを回していく。

第10位「広報部⾨の体制づくり」(防災商材メーカー)
企業課題︓広報部⾨が新設されたが何から⼿を付けていいか分からない。
解決策︓広報部⾨が新設された背景から、まずは現状の課題を整理。⽬指すべきゴールを整理し、 中⻑期ごとのマイルストーンを設定。メディアリレーションやリリース配信などは外部リソースを活⽤。 社外よりも社内リレーションの構築に努め、他部署からの協⼒関係獲得を優先する

  • 統合PRソリューションについて

企業のブランディング(企業価値向上)とマーケティング(売上貢献)の双⽅に対して、PDCAを組み込みながら効果と成果を実感できるソリューションを提供します。デジタルコンテンツを起点にPR、クリエイティブ、広告、イベントなどを統合することで、マーケティング効果を最⼤化できる⾼い汎⽤性を実践しています。

■当社ソリューションのご紹介

IMP(Insight Margeting PR)
カスタマージャーニーにもとづいたデジタルKPIによるブランドリフトの最適化。
⇨顧客セグメントをおこない、潜在顧客を⾒込み顧客に引き上げることが可能。

Waves PR
情報の波状発信による認知最適化。PR視点の多⾓的なメディア露出で認知〜理解をカバー。
⇨企業や商品・サービスの価値を継続的に⾼めることが可能。

LCメディアタイアップ
メディアの特性と読者層を分析し、最適な編集コンテンツを制作。
⇨記事コンテンツとして読まれるため、内容理解度が⾼い。

動画PR
プレスリリースの内容を伝えたい情報に絞って動画として編集。
⇨「わかりやすさ」を追求し、⾃社サイトや広告利⽤などの⼆次利⽤も可能。

UI / UXコーディネート
ターゲットへの深い洞察でウェブページを最適化。
⇨サイトの完全読了率やコンバージョン率向上に貢献。インバウンド向けや若年層向けにも対応。

新聞広告+番組露出パッケージ
マスメディアのもつリーチ⼒で、全国規模の認知を獲得。
⇨⾮デジタル接触層への認知訴求が可能。

<第1回広報・IR EXPO 概要>
名称︓第1回広報・IR EXPO
主催︓リードエグジビションジャパン株式会社
URL︓https://www.office-expo.jp/ja-jp/about/pr.html
会期︓2021/4/7(⽔)〜4/9(⾦) 3⽇間
時間︓10:00〜18:00 (最終⽇のみ17:00終了)
参加費︓要・招待券
場所︓東京ビッグサイト⻄展⽰棟
当社ブース位置︓8-53(⻄2ホール)

リード社は30年以上の実績ある⽇本最⼤級の展⽰会主催会社で、2019年には231本の⾒本市を開催し、3万社が出展。今回は、広報・IR部の従事者から開催を求める強い要望に応えるかたちで、管理部⾨を来場対象とした⽇本最⼤の展⽰会「東京総務・⼈事・経理Week 」内で初開催された。あらゆる組織・団体にとって必要不可⽋な広報・PRサービスから、IR⽀援サービスまで⼀堂に出展。広報・IR部の従事者との本格的な商談の場として、初回から盛⼤に開催された。

※1「第6回会計・財務EXPO」「第11回オフィスサービスEXPO」「第8回働き⽅改⾰EXPO」「第16回オフィスセキュリティEXPO」
※2 リード社公式発表よりhttps://www.office-expo.jp/doc_tac/「第2回法務・知財EXPO」「第9回HR EXPO」「第15回オフィス防災EXPO」「第4回福利厚⽣EXPO」
※3【東京】総務・⼈事・経理Week 会場内で徹底したコロナ安全対策を実施します
https://www.office-expo.jp/ja-jp/visit/statement.html

PRソリューションについて、弊社までお気軽にご相談ください。


  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事