『マーケティングアジェンダ2021in沖縄』に参加してきた

■プロフィール

仁平 隆士(Takashi Nidaira)|アカウント/ビジネス開発部
1998年より、デザイン制作会社においてグラフィックプロデューサーとしてキャリアを積み、その後、博報堂に転職し営業職として従事。
ゲームやアニメ、映画などのエンタメを中心とした各クライアント案件を担当し、コンテンツPRを身に付けた。
2021年10月より、シニアディレクターとしてラ・クレタにジョイン。
期間:2021年10月27日(水)~2021年10月29日(金)
場所:Royal Hotel 沖縄残波岬
〒904-0394 沖縄県中頭郡読谷村字宇座1575

国内外のブランド企業のトップマーケッター250人以上が集結するカンファレンスイベント《マーケティングアジェンダ2021》に初参加してきました。
どんな話が聞けるのか?どんな出会いがあるのか?心躍らせながら会場に到着。
会場では熱気が高まり、そこかしこで名刺の交換が行われます。

『人間理解』をテーマに消費者行動から読み取るニーズや広告・PRのあり方、さらにはクッキーレス時代のデジタルマーケティングの構築などについて話し合われました。
皆さんのお話しはどれも素晴らしかったのですが、全部に触れると書ききれないので特に印象に残った部分を綴ります。
■ある経営者の人間理解についての考察
このテーマのスピーカーは、ヨガやピラティススタジオなどを経営している株式会社ライフクリエイト:前川代表取締役。
ライフクリエイトでは『人生を、愛そう』を企業理念としてスタッフの皆がその理念に賛同し会社が回っているとのお話しでした。
自分を愛し、大切にすることで自己肯定感が高まり自信がつく。
その上で、お客様を理解して接することでさらなる自信につながる。
社員一人ひとりの自己肯定感が『人間理解』に繋がり、収益を生み出しているんですね。
■イノベーションメソッドの根本に迫る〜人のキモチの読み取り方〜
このテーマのスピーカーは、元ネスレ日本社長でケイカンパニー株式会社:高岡代表取締役。
トーク内容の切り出しはこうでした。「マーケティングとはなんですか?」
それに対して高岡代表は、「顧客の問題に焦点を当てること」と返した形でトークが始まります。
続けて「顧客の問題には2種類ある」と。「その問題はイノベーションか?リノベーションか?」。
その意味として、高岡代表は次のように定義しました。
・顕在化している問題=リノベーション
・気づかない潜在的な問題=イノベーション
このイノベーションを考え、解決する方法は答えが2つ。
1つ目は『新しい現実を考える』、2つ目は『ダイバーシティ思考』
残念ながら、現在の日本企業の文化はどちらも弱いネガティブな分野かなと思います。
現状に見えているものだけでなく、その形状・事象を疑い、新たな形や様式をみつけだしていくことが重要で、
その新しいものをマーケティングに落とし込んで解決するということで、より進んだ『人間理解』につながっていくという深いお話しでした。
このような貴重な話が聞ける『マーケティングアジェンダ』に今回、はじめて参加してみて良い刺激となりました!
今回のイベントで『人間理解』を学ばせてもらい、さらに弊社が進めている「PR×デジタル戦略」を実践することで、マーケティング効果の最大化ができるのではと感じた回となりました。

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